株式会社 エンジェルロード の日記
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馬には乗ってみよ、人には添うてみよ
2013.12.01
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こんにちは。 福岡市の結婚相談所 エンジェルロードの石松恵子です。
とうとう12月に入りました。今年も残すところ1か月。1年って早いものですね。
今日のブログはまた“男、婚活!・・・”の続きを載せるつもりでしたが、今日、当会の女性会員様とお話をして気づいた事を書きます。
愛という字は中心に心があるから『真心』恋という字は下に心があるから『下心』とよく言われますね。この言葉は「愛と恋」を論じるときに、よく使われますが、私は少し違う解釈をしています。
「愛」は能動的なもので、自分が意識して、相手に優しくしたい、相手を幸せにしたい、相手に喜んでもらいたい、相手に・・・という感じで、自分が意識すればコントロールできる感情でもあり無償の愛でもあります。そういう点で「愛」は自分の心が中心にあり心を包みこんでいるのだと考えます。
一方、「恋」というものは、英語で”fall in love”という表現がある通り、恋に落ちる、相手の求心力に心がコントロールできなくなり、落ちていくものが恋だと考えています。
結婚相談所に来店される皆さんは、“婚活”や“恋活”という言葉に突き動かされて来られる方も中にはいらっしゃいますが、残念ながら「恋」は自分でコントロール出来ない。 努力してできるのは「愛」です。
しかし、残念ながら、結婚まで至るには相手に対してお互いに「恋心」が湧いてこないと結婚へと先にすすめない…。
ご入会された会員の皆さん、最初は相手への条件を前面に出す人がいますが、「恋」はコントロールできないのですから、条件なんて本来なら無いはずです。「婚活」や「恋活」で「結婚相手への条件」、例えば料理が上手な人、暖かい家庭を築ける方、年収が良い方等々・・・・、条件を強調する方が多くいらっしゃいます。
確かに結婚相談所側も「結婚相手にどんな方がいい?」と伺いますし、お相手検索ではプロフィールにはお写真や様々な情報等が掲載されています。
そこで当会員の皆さん・・・先ずは年収や学歴、見た目や料理の腕前を論ずる前に、出来る限り多くの異性に会い、相手に対して、優しい気持ちや、気配りや、自分にできる最高の大きな「愛」を持って与える気持ちで、お見合いに臨んでみませんか。機会は何処にでもあります。
「お見合い」の場だけが、「愛」を与える場ではありません。職場、家庭、お買い物の時、あるいは車を運転する時、どんな時にも相手への「愛」職場での言葉づかい・気配り、家庭では両親への接し方、買い物の時は店員さんへの態度、車を運転する時は歩行者や周りの車への譲り合う優しい運転をする。
全てに「愛」があふれた生活を送ってみて下さい。
そうすると、必ず、貴方が、貴女自身が自分の心をコントロールできない方に巡り合うはずです。
今日、当会員様とお話をしていて気づいた事ですが、最近の男性はお見合い時、初対面でいきなり本心や本当の自分をさらけ出す人はそうはいません。しかし、お見合いの時だけ猫をかぶって、良い男を演じたてみたり、良い女を演じてみても、残念ながら平生往生で、いずれ相手には見透かされてしまいます。 結婚した後に、鬼嫁だったとか、こんなはずでは・・・なんて言ってみても遅い。失望感と絶望感は「思い込み」と「期待」の大きかった為。
そこを結婚前に見破れなかったあなたは“愛”で優しく包むしかありません。
初対面で、ちょっと物足りない男性だな。話が弾まなかったし、趣味も合わない、つまらない男性だ。と決めつけるのではなく、母性に近い「愛」を持ってみて与えてみてはどうでしょう?
生活を一緒にして、仕事をしてはじめて、相手の性格や自分との相性などが分かります。 また、馬には乗ってみないと、その馬の癖や乗り心地なども分からない、という意味の諺があります。
どんなことでも、経験してみないと、本当のことは分からないので、 とにかく、やってみろという意味のようです。
常日頃の愛情あふれる生活が、貴女の恋に結びついていくかもしれません。
愛情あふれる生活を送り、できるだけ多くの異性に会い、『恋』に落ちてみませんか!?